膜類加工用設備販売・各種フィルム/繊維製品向け溶断設備製作・工業用刺しゅうシステム・改造・電気回路設計
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SCM-RCM100-rope ロープ専用 自動溶断カッター
5〜20mmロープ用の自動溶断カッター。
治具の交換で、さまざまな太さに対応できます。

これまで太ロープのカットは付帯作業としてどこかで作業していましたが、測長したり撚りを取ったり、何メートル単位で印を付けたりと大変な作業になります。
何より場所も取りますし、何よりさつま編みなど後工程も協力してもらえる会社が現在大変少なくなってきているようです。

これまで8mmを超えるような太ロープはこれまでスケールテープを参考にしながら、置き型ヒートカッターF80などで溶断していたような工程が、完全に自動化・長さのバラツキも高精度で調整できるような補正機能も装備していますので安定した品質でカットが可能です。

なにより、溶断した断面は限りなく直角に近く、手でカットした時のようなV型になりません。
またオプションでマーキング装置を2基まで増設が可能ですので、一定間隔で印を付けることが可能です。
もちろん排煙装置も完備していますので、換気扇等を用意しておけば自動で排煙します。

ただし、元となるロープの原型はさまざまあります。
それに合わせた適切な解反装置を使うことで撚りによる寸法不安定性など解消のために推奨されますので、ご導入をご検討のお客様向けに個別に、さまざまなロープ用解反装置をご提案しています。

〔特徴・直角切り〕
ロープ溶断時はいったん停止し、刃物が上から下に降りてきます。 大変狭いスキマ内で600度を超える刃物で溶断します。溶け具合は下死点停止時間の変更で容易に変更できます
〔特徴・三つ撚りロープを安定測長〕
ロープをセットする時は、上ベルト構造を上げておき、できれば撚りの少ないように機械にセットします 多少撚りが残っていても、安定してロープを引っ張って測長して行きます。 各所は整備しやすいように大きく解放することができます。(送りベルト/溶断の刃物は中期消耗品)
〔特徴・ユーザーインターフェイス・環境負荷〕
よく使うボタンはタッチパネルから独立させてあります。
本数と数量、事前にわかっていれば補正値を入れてスタートするだけです。
治具交換モードに変更し、いくつかの部品を定位置に交換するだけで、ロープの太さ変更が可能です。 排煙ダクトは標準装備してありますので、容易に連結が可能です。
〔主な仕様〕
切断方式:
インパルス溶断式 PID制御
電源:
三相200V
送り駆動:
上下同調ベルト駆動/脱調レス・ステップモータ
裁断長さ:
10-999.999m
寸法補正:
0.1mm単位( 0.1%単位)
エア:
6キロ圧以内
ヒーター容量:
3kw以内
機械寸法:
横800 x 奥行500 x 高さ1200mm前後
重量:
約180kg
オプション:
マーキング装置(2系列)、静電除去装置、
各種解反装置、前後コンベア、
都度お客様のニーズに合わせた受注生産機になります。
また機械は改良のため外観寸法が変わることがあります。