縫製機械整備技能士の紹介 | ||
技能士の証
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![]() 厚生労働省の試験に合格すると「技能士」と名乗ることができます。 |
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定期開催の
勉強会 |
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2021・ブラザー新製品発表会 | ||
各所のミシン商工業組合や開発元にて、勉強会や新製品発表会を行っています。 日々新しい技術が出てきているので、実機をさわっての勉強会は非常に重要です。 メーカーとの技術的意見交換は、メンバーの技術の向上にかかせません。 |
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匠の技の祭典
(毎年開催) |
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石原都知事の頃に始まった、国家認定資格を持つ各技能士の、技能を実際に見てもらうための、ものづくり体験の一代祭典です。 ミシンなどの縫製機械整備以外に、テントシート系の帆布製品製造技能士、かわらぶき、家具製造、プラスチック成形、粉末冶金や防水施工技能士、パンや菓子、鍛造技能士やテクニカルイラストレーションといった、主にお父さんたちの技能を、一般の人たちに体験してもらえます。今時の都会の子供たちには想像できない、社会の役に立っているところを体感してもらえる貴重な祭典です。 2022年の匠の技展(毎年8月に東京都・国際フォーラムにて開催) くわしくは動画をご参照下さい |
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縫製機械
技術勉強 |
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時折、旧型ミシンまたは新型ミシンの勉強会をメーカーさんにお願いして複数名で勉強を行っています。 新型だけ勉強では不足があり、旧型の技術がどういう理由で新しくなっていったかを理解しておく必要があります。旧型とはいえ、秀逸な仕組みがあったりします。 |
スズキマシンの社内勉強会
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スズキマシンのハンダ加工
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スズキマシンの旋盤加工
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弊社スズキマシン リエンジニアリング(株)は、職業能力開発促進法に基づき、技能士の技能と知識の向上と後輩の育成指導に努め、社会的地位の向上を図り、日本の産業経済の発展に寄与することを応援しています。 弊社スズキマシン リエンジニアリング(株)では、全員が厚生労働省の試験を受けて国家資格取得の技能士でありまして、単に縫製機械のみならず川上から川下の製造工程、鉄や生地の材質や特性、現在得意ではないアパレル分野での応用事例も含めた勉強の上で取得しています。 |
たとえば縫製機械整備技能であれば、ミシンの仕事なんだからミシンだけわかっていればいいでは、実際済みません。 |
とりわけ膜体を元とした製品を開発生産するお客様にたいし、三次元的接合を行う機械であるミシン、また二次元接合を行う溶着用電気設備の仕組みや構造を理解し整備/アレンジするスキルは、お客様の課題解決のために必要不可欠で、弊社全員が国家技能士の取得をしていますが、整備だけでは半分しか解決できないこともあります。 その機械の特性上の使い方、生地の特性(縦織り、横織り、組成、コートまたはディッピング方式)、多種多様な針の規格、加工速度や、針板の穴サイズ、釜の改造方法、糸道部品そのものの変更や、使用する糸の特性も理解した上で、お客様にアドバイスを行うことで、残りの半分が解決できるためです。 |
たとえばテントシートのミシンの釜を削って改造は日常茶飯事ですし、第2/第3糸調子の装着でビニモの5番の糸も縫いやすくなったり、針もKK針を使えばDY倍釜ミシンでもスカートの裏地みたいなものでもしわが寄りにくくなります。高周波ウェルダーでも、ある場所をグニッと曲げるだけで、街乗りの奥さんの車が山岳オフロード仕様車のような仕様変更も可能です。 |
私たちは、国家資格技能士として、お客様が知らない特殊な加工をする設備をよく理解しています。 単なるトンネル販売店ではない/技能士であるというプライドと共に、課題解決が一発でわからなくても全力でフォローをしているつもりですが、日々知見の不足を補う勉強が続きます。 生地に合わせた縫い目形成の違う加工方法を提案をしたり、自分たちが使用している金属加工用のフライスや旋盤といった機械の話であったり、縫製する材料を仕入れる前工程での話、出荷先を考慮した後工程の話を理解しているつもりので、トータルでお客様の課題解決パートナーとしてご利用頂けると、きっと参考になることもご提案できると思います。 |